国家権力の反乱

国家権力の反乱(新貸金業法闇金を利するだけではないか)・憲法学者 小林節 著
を読みました。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32035869

最高裁判例は、立法府が制定した法律を認めないという判決に異論を唱えるものであります。それでは国民の選挙により選出された議員による国会運営を否定するものであり、三権分立に反するものであるとのことでありました。

確かに、裁判所が出資法の一部を形骸化させた感がありますね。時代の流れもありますが、被告ももう少し情報収集すれば最高で判決をとらずにすみ、変革のスピードをこれほど速めることは無かったと思います。

しかし、出てしまった判決は出てしまったのであります。今後は最高裁と言えどもあきらめずに、業者が粘り強く理不尽と思う事には意見を述べ、訴え続けるべきであるとの記載がありました。確かに、あきらめムード一色でサンドバッグ状態ですからね。過払いに関しても、過去の分・多重債務者以外はシャットアウト(優良完済客)するという制度が必要であると感じました。ライフの更正前の過払い債権を認めるというのも、この業界だからの判例としか考えられません。

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